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競輪は、直木賞作家でもある阿佐田哲也氏により「ギャンブルの王様」と表現されました。
日本を代表するギャンブラー、阿佐田哲也をして「ギャンブルの王様」と言わしめた競輪。
ギャンブーベット
ここでは、競輪が「ギャンブルの王様」と言われる理由を詳しく解説します。
競輪がギャンブルの王様と言われる理由
競輪がギャンブルの王様と言われる理由をまとめました。
それぞれ詳しく解説します。
賭けが他の公営競技よりも奥深い
競輪は、最も予想が奥深い公営競技です。競輪は、単に実力通りに勝負が決まるものではありません。
出場する選手同士の人間模様、レースに臨むモチベーション、開催レース場など、さまざまな要素を考慮して予想を考える必要があります。もちろん、そのための情報収集や分析も大切です。
特に競輪を奥深く、さらに難しくしているのが「ライン」です。「ライン」は、他の公営競技にはありません。
ラインの役割や意味を把握して、レース予想に組み込めるようになれば、さらに競輪の面白さが広がるでしょう。
実力だけではなく人間模様やモチベーションも考慮する難しさがある
競輪では、レースの中で様々な駆け引きがあります。例えば、お世話になっている先輩と一緒に地元のレースに出走する場合、後輩の選手は先輩に華を持たせるためにレースに臨むことも少なくありません。
また昇級や引退がかかっているなど、特別なモチベーションがある選手は、仮に実力的には劣っていても、上位に入ることも期待できます。逆も同じで、敗者戦では有力な選手でもモチベーションが低く、あっさり負けることもあります。
競輪は、単に実力や人気順だけを見て賭ければOKではありません。そのような賭け方では、おそらく満足に稼げないでしょう。選手同士の人間模様、各選手のレースに対するモチベーションなども、しっかりと情報を集めて分析することで、予想の的中率は高まります。
競輪は、予想が難しいからこそ面白さもあり、的中した時の喜びも大きくなるのです。
特に重要な「ライン」の考え方
競輪のレースで最も重要と言われるのがラインです。ラインは、数人の選手が組むチームのようなもので、ラインの強さがレースの結果を大きく左右します。ラインは主に、地区ごとに組まれます。
このラインの仕組みをきちんと理解していないと、競輪では予想できません。
競輪歴が長い方からは、「ラインを知らなきゃ競輪は予想できない」と言われるほど、競輪予想では重要な要素です。
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ラインには複数の選手が属し、それぞれに役割があります。その役割や意味を知ると、競輪の結果予想や展開予想、どの決まり手が有利なのかも見えてきて、より競輪の奥深さを感じられるはずです。
個人競技に見えて実は団体競技の要素もある
競輪は1回のレースで、各選手の順位が決まる個人競技です。しかし、ラインがあることによって、団体競技としての要素も持ち合わせています。
基本的に競輪のレースでは、序盤から終盤にかけてはライン同士での位置を取り合う団体戦、ラストの周回ではラインが解体され、個人戦となります。
レースの終盤まではライン同士による壮絶な戦いが繰り広げられます。そして、最後は個人対個人の壮絶な戦い。競輪は、ラインがあるから奥深く、最初から最後までレースから目が離せないのです。
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ラインの中で何番目を走るかによって役割も変わるので、そこに注目してみても面白いでしょう。
個人戦、団体戦のどちらの要素も楽しめるのは、公営競技に限らず、他のスポーツ全体を見ても競輪以外にはありません。
結果だけではなく展開予想も面白い
競輪は展開予想も非常に重要です。ラインの強さや各選手のライン内でのポジションも踏まえつつ、レース展開を予想することで、結果予想の精度も高くなります。
競輪のレース展開をラインから読み取ることができれば、予想の質や的中率も向上し、脱初心者も目指せるでしょう。
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ここまで予想が複雑で、奥深いギャンブルは競輪以外にはありません。
「競輪がギャンブルの王様」は昔の話?
「競輪がギャンブルの王様」という発言を残した阿佐田哲也氏は、平成元年に亡くなりました。つまり、それ以前に出た発言ということになります。
そのため、「競輪がギャンブルの王様」と言われるのはあくまでも昔のことだ、という人もいます。
競輪はギャンブルの王様と言われています。 そりゃ昔の話だ(笑) これだけレジャーが多様化したのだから仕方ないよ。
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かつては的中難易度が高いことも魅力であった
競輪は様々な要素が複雑に絡み合うため、予想が困難です。単に実力通りに賭けても、よく外れます。また、競輪には「単勝」「複勝」がないため、他の公営競技と比べても的中難易度は高めです。
しかし、的中難易度が高いからこそ、当たった時には一気に大きな配当を得られます。特に、自分で予想をしっかりと考えて大きい配当を得た時は、喜びも倍増するはずです。
簡単には当たらないというハードルの高さも、競輪ファンが増えた大きな要因なのでしょう。
最近は的中させやすいレースが増えており、難易度が下がっている
「競輪の難易度が高い」というのは、実は昔の話です。最近は、全レース7車立てのミッドナイト競輪、女子選手しか参加しないガールズケイリンなど、予想難易度が低いレースも増えてきました。
特に「ガールズケイリン」は、ラインがありません。そのためすべて個人戦であり、基本的には実力通りに順位が決まります。
ただ、ミッドナイト競輪とガールズケイリン以外だと、的中難易度はそれ以前と変わりません。今は、難易度が高いレースも低いレースもどちらも楽しめることが、競輪の魅力となっています。
なお、ガチの競輪ファンから見ると、ラインが作れないガールズケイリンは面白くないと感じているようです。
ガールズケイリンのつまらなさはライン戦が無く、さらにレースのスピード感も無いことです。
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その意味では、競輪は「ギャンブルの王様」に加えて、「初心者向けのギャンブル」であるとも言えます。
競輪以外のギャンブル、レジャーも増えてきた
阿佐田哲也氏が生きていた頃に比べて、現代はギャンブル、レジャーともに種類が増えました。そのため、人々の趣味や興味が分散しています。
それぞれの公営競技がネット投票にも対応し、各ギャンブルのユーザー人口も増加傾向です。
そのため様々なギャンブルを手広く、手軽に楽しんでいる人が多くなっているのでしょう。もちろん、マニアックな人は依然競輪の熱烈ファンとして残っているはずですが、競輪に没頭するユーザーはかつてに比べると減少していると思われます。